[国内会議] 言語横断バグ箇所検索手法の日本語記述への適用可能性

2022年9月に開催された情報処理学会ソフトウェア工学研究会主催の「ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2022 (SES2022)」にて,
共同研究者の林准教授が共同研究の成果を発表しました.本発表は小林教授が研究代表を務める日立製作所との共同研究の成果です.

題目:言語横断バグ箇所検索手法の日本語記述への適用可能性
著者:林 晋平,小林 隆志(東工大),高井 康勢,加藤 正恭(日立製作所)
掲載誌:ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム 2022 (SES2022) 予稿集, pp. 131-136, Sep. 3, 2022 [PDF]
概要:
Xiaらにより提案された言語横断バグ箇所検索手法を,日本語を用いた開発プロジェクトへ適用した結果を報告する.バグレポートおよびソースコード中の日本語記述に機械翻訳を適用し,それぞれを英語に統一したうえで,英語記述に基づくバグ箇所検索手法を適用することにより,言語横断バグ箇所検索を実現した.バグ箇所検索手法BugLocatorに基づくツールを試作し,2つの企業プロジェクトに適用したところ,Xiaらの結果とは異なり,良好な結果が得られた.