[研究発表] Webベースの対話的な文芸的デバッグ環境の試作

小林研B4の杉山さんが、3月1日から2日間オンライン開催された第207回ソフトウェア工学研究発表会にて研究発表を行いました。

著者: 杉山朔太郎・小林隆志(東工大)
題目: Webベースの対話的な文芸的デバッグ環境の試作
掲載誌: 情報処理学会 研究報告 ソフトウェア工学(SE), 2021-SE-207(1) (pp.1–8)
概要:
本研究では,既存のスクリプタブルデバッグを発展させ,再現性の高いバグ報告を可能とする対話的な文芸的デバッグ環境を提案する.提案手法はデバッガを操作する実行可能なスクリプト記述,その実行によりデバッガを通して得られる情報とその可視化形式,説明用のテキストを織り交ぜた文書の形で保存する機能を提供する.それらの文書を用いることで,プログラムの実行時の振る舞いの詳細な観測や着目した振る舞いが起こる状況を開発者間で共有することが可能となる.本稿では,提案する対話的な文芸的デバッグ環境を説明し,我々がJupyterを用いたWebアプリケーションとして試作したツールJISDLabについて紹介する.


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