[研究発表] ワークフローマイニングに基づく潜在的因果関係を考慮した変更推薦モデルの構築

11/26-28に山形県で開催された 「日本ソフトウェア科学会 第22回ソフトウェア工学の基礎ワークショップ(FOSE2016)」にて,小林准教授が9月に修了した熊さんの修士研究をベースにした論文を発表しました.

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著者:熊謙, 小林隆志
題目:ワークフローマイニングに基づく潜在的因果関係を考慮した変更推薦モデルの構築
掲載誌:近代科学者 レクチャーノート/ソフトウェア学41 ソフトウェア工学の基礎XXII FOSE2015 (ISBN: 978-4-7649-0496-5)
概要:
ソフトウェアに対する変更の影響は,依存する他の箇所へ伝播する.保守工程においては因果関係のある要素が不連続に変更されることがあり, 直近の変更のみを用いる既存の変更支援手法では正確に推薦できない.より正確に変更箇所を推薦するためには,潜在的な因果関係を処理する必要がある.本研究では,ワークフローマイニング手法を利用することにより,潜在的な因果関係を考慮した変更推薦モデルを構築し, 変更支援を行う手法を提案する